ノウハウ・活用事例

LPでABテストするために必要なツールとは?ABテストのやり方から細かく解説

「もっとCV獲得を増やしていきたい。」「バナーだけの改善に限界が…」 Web広告運用がある程度進むにつれてCVR改善のためにLPの質を上げていくことは必要になってきます。そんな時にやらなければならないのがLPのABテストです。本記事ではそんなLPのABテストに必要なツールとそれぞれの用途について簡単に解説していきます!


「もっとCV獲得を増やしていきたい。」
「バナーだけの改善に限界が…」

 

Web広告運用がある程度進むにつれてCVR改善のためにLPの質を上げていくことは必要になってきます。
そんな時にやらなければならないのがLPのABテストです。
本記事ではそんなLPのABテストに必要なツールとそれぞれの用途について簡単に解説していきます!

    • バナーは大量にあるのに1本LPだけで回している方
    • これからLPOを始めていきたい方
    • 現状のLPでのABテストがうまく回っていない方

これらの条件に当てはあるような方々にとって有用な記事になっていますので是非最後までご覧ください!

 

LPのABテストとツールーABテストの仕組みと必要ツールー

 

LPのABテストのやり方

すでに広告運用を行なっており、FacebookやGoogleなどの広告媒体側でバナーのABテストを実施している方もいらっしゃるかもしれませんが、LPにおけるABテストについて簡単に解説していきます。

まずABテストとは、AとBの2枚のLPを同時に配信し、どちらの方がユーザーの反応が大きいのか(スクロールの有無など)、結果的にCV(コンバージョン)獲得につながっているのかを判定する手法です。

cb955b22b1ab56abe15e2da2bdc9311fLPでABテストを行う場合には、大きく以下の分けて以下の3種類の方法があります。

  1. デザインや訴求が異なるLPのABテスト
  2. LPの画像やテキストが複数箇所異なるABテスト
  3. LPの画像やテキストが一箇所のみ異なるABテスト

それぞれについて、変更の規模が大きいテストから順に見て行くと

 

1.デザインや訴求が異なるLPのABテスト

バナーの遷移先をデザインや内容などが異なる複数のLPに設定しABテストを行う手法です。価格やサービス内容など、どの訴求が最もユーザー獲得につながったのかを判断する際などに使われます。

2.LPの画像やテキストが複数箇所異なるABテスト

LPの方向性などを大まかに決める際に利用されるABテストの方法です。LP内でのコンテンツや表示させる順番などに複数箇所、同時に変更を加え、ABテストでCVRなどの数値を追うことによりLPの構成を決定するのに役立ちます。

 

3.LPの画像やテキストが一箇所のみ異なるABテスト

LPの一番初めに表示される(FV:First View)画像やテキストなどを比較するとき、LPを細かく改善していく時などによく利用されます。LP内のコンテンツを同時に何箇所も変更をすると、「どの変更箇所が改善に影響したか」の解析が困難になるため、一ヶ所のみを変更します。注意すべき点としては細かすぎる変更をしないことです。テキストの最後に置く「!」の有無など、ユーザーの反応にあまり影響が見られない比較などを行っても時間の無駄になってしまうので注意しましょう。

 

LPにおけるABテストの種類について簡単に紹介しましたが、どんな規模でABテストをするにおいてもLP改善のためにユーザーの反応が必要になることがわかると思います。

では、そのユーザーの反応をリアルタイムで調べるために必要になるツールを見ていきましょう。

 

LPのABテストに必要なツール

 

LP制作ツール

まずは基本となるLPの制作ツールが必要になります。LPでABテストをするためには複数のLPが必要になるため、 ABテストの回数に応じてLPの本数も増えていきます。コーディングで作成するものやテンプレートにはめ込むものなど様々な種類があります。

LP制作ツールに関してはこちらの記事内で紹介しているので気になる方はこちらをご覧ください。

 

LP作成で悩んでいる方必見!作成のポイントからLP作成・運用ツールまで一気に紹介

【価格・クオリティ・納期】LP作成で悩んでいる方必見!作成のポイントからLP作成・運用ツールまで一気に紹介

 

レポート

LPの配信後、獲得したCVなどの結果を確認するためにレポートを利用します。基本的にバナーの配信結果は、配信後すぐにFacebookやGoogleなどの媒体の管理画面上でレポートを確認することが出来ますが、Google OptimaizeなどのLPのレポートツールでは各LPにツールを対応させる必要があるので、LPを作成するたびにURLやタグの設定が必要になります。

 

ヒートマップ

LPを作成し配信すると、ユーザーがLP内でどのような動きをしたのか、情報が蓄積されてきます。ここで言う情報とは、ユーザーがLP内のどこで離脱したのか、どこまでスクロールしたのかなど、LPごとの細かい情報のことです。これを確認するために必要なツールがヒートマップです。LP内でのユーザーの反応が色で示され、ユーザーが多く滞在している部分が赤色に、逆にほとんどのユーザーに見られていない場所は青色に表示されます。

ヒートマップツールには多彩な種類がありますが、レポートと同様にLPを作成するたびにタグを設置する必要があります。また料金に関しては、無料のものから機能に応じて金額が変化するもの、PV数に応じた従量課金制のものなどがあります。

Screen-Shot-2021-03-22-at-15.39.01

 

LPのABテストお悩みあるあるー実際の運用で生じる問題ー

 

ここまで簡単にLPでのABテストの方法、必要なツールについて解説してきましたが、
既にLPの運用を行なっている方々からは、

「ABテストの配信開始までが面倒臭い…」
「LP増えすぎて管理しきれない…」

と言う声が多く聞かれます。具体的には、

「LP内のFVだけを変えよう」

 

こんな風に思い立った時にやるべきことは、

  1. LPを複製
  2. 複製したLPのFVを変更
  3. 同時に配信を開始

の3STEPです。文面だけ見るととても簡単な作業のように感じるかもしれないですが、

 

実際に必要な作業工程は

  1. LPを複製
  2. レポートを作成しタグを発行
  3. ヒートマップを作成しタグを発行
  4. 2.3を複製したLPのHTML内に埋め込み
  5. 複製したLPのURLをユニークなものに変更
  6. URLやタグなど、各種ツールとの紐付け内容を表計算ソフトで管理
  7. 新しいLPのFVを変更
  8. 新旧2つのLPを同時に配信開始

以上の8つの工程です。管理やタグの埋め込みなどの作業が属人化してしまうことも、LPの運用がスムーズに出来ない原因の一つになっています。外部ツールとの連携のためにタグやURLを発行したり、それぞれの管理も必要になってきます。

 

もしも配信しているクリエイティブが3種類、遷移させたいLPが3種類あった場合、3×3の=9枚について1~8の作業を行う必要があります。
新しいクリエイティブやLPを作成、配信する場合でも毎度同様の作業が必要になり、さらに作業が属人化している場合には、配信の度に管理を行う専任の人に依頼したりする必要があります。
この煩わしさが、リソース不足を生み出し、多くの広告運用者がLPの改善に着手できない原因となってしまうのです。

 

 

すでに運用されている方は、もはやこの作業が当たり前のこととして受け入れてしまっているかもしれませんが、運用が進みLPの数が増えれば増えるほど大量のタグやURL管理に追われ、本来するべきLPの改善になかなか着手できないと言う状況もよく耳にします。

 

LPでABテストをしている人の事例 ー広告代理店T社の場合ー

 

広告代理店を運営するT社は、クライアントごとに月間100個を超えるペースでバナーを大量に作成し、ABテストをバナーに対してのみ繰り返すことでCVを獲得する手法をとっていました。
LPは、クリエイティブの画像をFVにした簡易的なものを利用していましたが、CTRが高いバナーが見つかっても結局CVRが低く、今後CV獲得を増やしていくためにはLPの改善は急務という結論に至りました。

そのためにヒートマップやレポートなど必要なツールは全て導入、LPのABテストを試みましたが、毎月クライアントの数×100個増えていくクリエイティブに対して、LPのABテスト、ましてやタグなどの管理を行うことは社内リソースの問題でかなりの時間がかかり、社内体制を整えるのは不可能と思われていました。またその際、配信しているLPに関しては、ヒートマップやレポートに関してそれぞれの担当となるインターン生がおり、毎日管理を行うことにリソースを割いていました。

しかし、とあるツールの導入によりこの不可能だと思われていたLPのABテストが可能になりました。

その名もSquad beyond

ここからはSquad beyondの詳しい機能、そしてこのT社の導入後の変化内容を具体的にお伝えしていきます。

 

LPでのABテストツールの新常識ーSquad beyondー

 

Squad beyondはLP作成とその運用に必要な機能が全てセットになったツールです。
細かく見ていくと、制作面ではコーディングでのLP制作、コーディングなしでのLP制作、運用面ではレポートやヒートマップなど今まで複数のツールに渡ってバラバラになっていたものが一つになり、LPの制作から配信、改善まで全て同一ツール上で行うことができます。

全てが一つのツールに集約されていることで、レポートやヒートマップはLPを作成した瞬間に自動で生成され、ツール同士の連携の手間やURLやタグを管理する必要がなくなります。つまり、内容が異なるLPが全て一つのURLで同時配信可能になります。

「全て同一のURLで配信って、バナーごとに遷移したいLPが異なる場合どうするの?」

こんな風に思う方もいらっしゃる方もいると思います。

しかしSquad beyondならバナーに付与されたGoogle Analyticsのパラメータごとで、配信するLPの出し分けが可能になります。つまり、今までクリエイティブが3種類、遷移させたいLPが3種類あった場合、3×3=9枚のLPが必要だったのに対し、Squad beyondを導入することで種類の異なる3種類のLPのみで、今まで通りのLP運用が可能です。その結果、ABテストを行う際には「LPの複製から配信」まで、最短15秒で完了します。
しかもそれぞれのLPに対して、今まで必要になっていたタグやURLの設定が必要ないため、確実にLPでのABテストの速度を上げることができます。

さらに、各「クリエイティブ×LP」の数値やABテストの結果はレポート上で確認可能であり、配信結果が乏しいものはレポート上のボタンひとつで配信を停止することも可能です。数値を見てすぐに停止することができるから、無駄な配信が削減されABテストの速度がさらに飛躍的に上昇します。

Squad beyondの事例紹介

 

ではSquad beyondの導入により、先ほどご紹介したT社の広告運用にどのような変化があったのかを見ていきましょう。

T社はまず利用中の制作ツール、運用ツールを全てSquad beyondに移管し、LPの制作及び運用体制を整えました。毎月100以上作成されるバナーに対して、LPを一枚ずつ作成してもタグの設置やURL管理を行う必要がなくなり、LPの制作などにリソースを割くことができるようになりました。今まではURLやタグの管理担当を置いていましたが、その必要もなくなり社内のリソースの”全員が”LPの制作、運用が可能になりました。
クライアントへの提案の際にも、beyond上で生成されたレポートやヒートマップをそのまま提示して提案ができるので、レポートの数値を表計算ソフトで集計して数値をまとめるなどといった余分な作業が60%以上削減できました。

1つのツールの導入が、社内の広告運用の体制に大きな変化を及ぼし、結果的に導入前に不可能と考えていた広告運用を実現させるに至りました。

Squad beyondサービスサイトには、他にも様々な業務改善実績を公開しているので是非ご覧ください。

↓さらに導入事例を知りたい方はこちらから

導入事例

 

まとめ

本記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は「LPのABテストで必要なツール」について簡単に解説すると共に、それらの必要なツールが全て一つになったSquad beyondについてご紹介させていただきました。
これからLP運用を始める方、これまで運用してきた中で作業に多くの時間を奪われてしまっていた方は、是非Squad beyondをお試しください。

Squad beyondと一緒に、新しい広告運用を始めましょう。

Similar posts