商品購入を促す記事LP。
バナー広告をクリックしたユーザーが最終的に商品を購入するかどうかは、この記事LPが大きく関わってきます。
記事LPが目指すべきことは
この2つです。
そのために私たちはセカンドビュー離脱とオファー到達率の2つの指標を導入することで改善を進めやすくしています。
セカンドビュー離脱とは、記事を読み始めはしたものの、すぐに離脱してしまったユーザーのことです。読まれる記事にするためには、この割合を減らすことが大切です。
さて、広告運用を既に行なっている人ならファーストビューや直帰率という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ファーストビューとは、Webサイトを表示したときにスクロールせずに最初に表示される範囲のことです。
パソコン、スマートフォンなどの端末の違いや、画面の解像度、ツールバーの設定などによって領域は変化します。
ファーストビューで離脱したユーザーの割合のことは直帰率と言います。
私たちがファーストビューではなく、セカンドビューに注目する理由は、ファーストビュー離脱(=一度もスクロールしない)ユーザーの行動を考えるとわかります。
ファーストビュー離脱するユーザーとして考えられるのは、以下の4つのパターンです。
1から3のユーザーについては記事をいくら改善したところでアプローチはできません。
しかし、4のユーザーは記事の内容を修正するによって、アプローチすることができます。
セカンドビューで離脱したユーザーは4のユーザーの可能性が高くなります。
もう1つ注目しておきたい数値がオファー到達率。
セカンドビュー離脱が、記事の前半で離脱したユーザーのことなら、オファー到達率とは、記事のメイン、商品LPへのリンク(オファー)まで到達したユーザーの割合のことです。
この割合を見ることで、商品LPの遷移率(CTR)が低い時に、オファーを見たけど遷移しなかったのか、そもそもオファーを見てもらえていないのかがわかります。
さて、なぜこの2つの指標が記事の改善に需要なのかはお分かりいただけたと思います。
では、次に具体的な改善の考え方について説明していきます。
例えば、「シワが消える!!」というバナーに惹かれて記事に遷移した20代のユーザーがいたとします。しかし、遷移先の記事が60代の女性を対象に書かれていたら記事を読み進める気になりませんよね?
この場合、バナーの対象年齢と記事の対象年齢を一致するように記事を修正するといった対策ができます。
ユーザーが記事を目にしてまず見るのは、
この2つです。
ここは、ヒートマップ でも注目度は80パーセントほどです。
この2つに魅力がないと記事を読み進めてもらうことができません。
ユーザーモチベーションを再検討して記事を作り直しましょう。
セカンドビュー離脱が改善して、記事を読み進めるユーザーが増えたらまずは第一関門クリア!
これで商品LPへの遷移率UP間違いなし!
、、、だといいのですが、そう簡単にいかないこともあります。
そんな時に注目するのがオファー到達率です。
この時、ユーザーは記事を読み始めたはいいものの、途中で離脱してしまっています。
ヒートマップ を活用しユーザーの行動を分析し離脱箇所を見極め、興味に合わせて改善していきましょう。
ヒートマップ を利用した記事の改善方法を詳しく知りたいかたはこちら>>
https://sqbpages.com/?p=294
この時、ユーザーは記事を読んでくれています。
なのにも関わらず、商品LPへの遷移率が低いということは、記事自体の完成度はいいのに、商品への訴求が不足していると考えられます。
こういった場合、オファー周りの記事を中心に、キャンペーンについての説明を補足したり、ユーザーにとってのメリットを追加することで遷移率がUPする可能性があります。
購入意欲を高めるオファーの書き方を詳しく知りたい方はこちら>>
https://sqbpages.com/?p=203
こうして、オファー到達率を改善、もしくは高いオファー率に対して遷移率を上げることができます!
今回はセカンドビュー離脱とオファー到達率について紹介していきました。
2つの指標を組み合わせることで、記事LPで優先的に改善するべきポイントが明確になります。
商品に興味をもってもらうことから始まるバナーに対して、記事LPは商品の魅力をじっくりと余すことなく伝えることができます。
せっかく興味を持ってくれたユーザーの購入の背中を押すことができる記事LPを目指してワンステップずつ一緒に記事を改善していきましょう!