目次
01|2023年 年末年始 各広告媒体の入稿期限スケジュール
2023年12月29日(金)〜2024年1月3日(水)が六連休となっています。前後で長期休暇を取得する方も多いのではないのでしょうか。媒体社の審査担当者もこの期間に交代で休暇を取得する可能性が高いため、普段よりも時間がかかる可能性が高いです。余裕を持った早期入稿を心掛けましょう。
※ 情報は記事掲載時点のものです。媒体社によって期限や期間などの変更の可能性があります。入稿の際には公式HP等で事前にご確認ください。Squad beyondでは引き続き、Web広告運用に役立つ情報を提供していきます。
02|年末年始前に、クリエイティブを準備しよう
長期休暇前に最も注力すべきなのはクリエイティブへの対策です。
理由1
年末年始などの長期休暇期間はゆっくり過ごす人が多いため、スマホやパソコンでSNSやネットサーフィンする時間が長くなりますよね。すると、Webページの閲覧数や滞在時間、Web上の広告を目にする機会が増え、結果的にCVを獲得しやすくなります。
理由2
大手広告代理店は、長期休暇期間に広告配信を停止する傾向が。そのため、競合が減り普段よりも比較的高いPV数やCV数を得られる可能性があります。
理由3
長期休暇中に効果を落とさないため
某広告媒体によるデータによると、土日は配信量が拡大してもCVRが高くなるということがわかります。
一見ポジティブに聞こえるかもしれませんが、別の見方をするとPV増により1クリエイティブあたりに付与されるインプレッションが増えることになります。CVRを落とすことなく長期休暇を乗り越えられればいいですが、そうでない場合は長期休暇に入ることで効果が悪くなってしまうことも。日予算が多いキャンペーンになればなるほど常時稼働するクリエイティブ数も必然的に多くなります。
別の見方をすると、CPAの低下、PV数やCV数の増加により1つのクリエイティブあたりに付与されるインプレッションが増える事にもなります。もし途中でクリエイティブの効果が落ちてしまった場合、長期休暇中は審査を行っていない媒体が多いため、すぐに新たなクリエイティブを追加することができません。そのため、年末年始に入る前にクリエイティブを大量に入稿しておくことをオススメします。
03|最適なクリエイティブの入稿数は?
80:20の法則をご存知でしょうか?案件全体の80%以上の売上を作っているのは、20%の案件だと言われています。この20%の案件を選択し、長期期間中もパフォーマンスを落とさないあるいはキャンペーン予算を伸長させていくための対策を行っていきましょう。
次の2つを運用者で把握していれば、自ずと追加するクリエイティブの数は見えてきます。
- CPN日予算はいくらなのか?
- 長期期間に入る前はクリエィティブ入れ替え頻度どれぐらいで行っているか?
▼ SmartNewsの例
【長期休暇前にやること】
予めキャンペーン(広告セット)を複製し準備
【基本的な考え方】
1-1-5(1キャンペーン1広告セット5クリエイティブ)
5をクリエイティブを入れ替えなどを行う中で1つのHITクリエイティブを生み出せた場合、その1つに最適化されていくことで残り4つのクリエイティブにインプッションが付与されない、付与はされるが十分な検証ができないなどが運用中は起きがち。
※説明がつかない事が多々起きるのが広告運用
そんな時に以下のようなイメージで同一の広告セットを2つ予め用意をしておきます。
1-2-10(1キャンペーン2広告セット10クリエイティブ)
1の広告セットで5クリエイティブ検証後。明らかに1つのクリエイティブが効果があっていて前述で述べたような事象が起きた場合2つめの広告セットの中で4クリエイティブをONにし検証を行う事で、長期期間中でも新しいクリエイティブの検証や成果向上に繋がる運用を行う事が可能。
長期休暇中だからといって広告の効果を劇的に上げる事は簡単ではありません。長期休暇中に効果を上げるよりも、効果を落とさないことを重視しましょう。2023-2024年、年末年始に向けた準備は、余裕を持って 12月15日(金)までに10画像✖️5〜10テキスト程度、つまり少なくとも50以上のクリエイティブを入稿しておくのがオススメです。
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