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Googleオプティマイズが2023年9月末に終了!ABテストの今後は?

多くの広告運用者のABテストを支えてきた、Google Optimizeが2023年9月をもってサービス終了となります。その概要と必要な対策についてまとめました。


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ブログCTA案

 

目次

 

 

01|GoogleオプティマイズとABテスト


GoogleオプティマイズはGoogleが提供するWebサイト用のテストツールです。
また、Google
オプティマイズ360は有料で、Googleオプティマイズよりも高度で複雑なテストを行うことができます。


〜各ツールとサービス詳細〜

ツール名 サービス詳細
Googleオプティマイズ Googleの提供する無料のテストツール
Googleオプティマイズ360 Googleの提供する有料のテストツール

 

どちらのツールも、主にWebサイト上で以下の3つのテストを行う際に利用します。

テスト テスト内容
A/Bテスト 同じページ内の特定の要素を切り替えた
複数のパターンを比較する 
多変量テスト 同じページ内において、特定の要素だけではなく
複数の異なる要素を切り替えて組み合わせる
ことによって数多くのパターンを比較する
リダイレクトテスト


要素やその組み合わせ、ページ遷移などにとどまらず
大幅に異なるデザイン
ユーザーエクスペリエンスを比較するテスト

 

上記のようなさまざまなテストをWeb上で実施できることから、多くの広告運用者にとってABテストの中心的なツールとして利用されてきました。

 

⚠️【A/Bテストと多変量テストの違い】

A/Bテスト:効果的なページパターンをテスト
多変量テスト:効果的な要素の組み合わせをテスト

→ 多変量テストは、要素間の相互作用を分析するもの



⚠️【A/Bテストとリダイレクトテストの違い】

A/Bテスト:1つのページの中の要素をテスト
リダイレクトテスト:URLの異なるページを比較テスト

 

 

02|2023年9月、サービス終了へ


さまざまなABテストを行うために非常に便利なGoogle Optimizeですが、、、2023年9月末にサービスが終了します。サービスの終了理由は下記のように発表されています。

〜サービス終了の経緯〜

1 ユーザーがテストのために必要としている
機能とサービスを十分に備えていないため
2 ユーザーにとってより効果的なソリューションに投資するため

引用:https://support.google.com/optimize/answer/12979939?hl=ja


Googleの公式サイト上ではGA4側でABテストの実施を目指していると記載があるため、今までバラバラになっていたツール(GAとOptimise)を一元化してデータを蓄積する動きが予測されます。

引用:https://support.google.com/optimize/answer/12979939?hl=ja

2023年10月1日以降は、ウェブサイトエクスペリエンスの推定結果およびGoogleアナリティクス4の過去の元データにアクセスできませんのでご注意ください。今まで利用してきたWeb上のさまざまなデータをそのまま利用することが難しくなる可能性が高いです。

 

 

03|サービス終了に伴う注意点


Googleは「2023年9月末までにGoogleオプティマイズのユーザーインターフェースから過去のデータをダウンロードしておくこと」を推奨しています。Googleオプティマイズのデータをアクセスする方法をまとめました。

 

〜データへのアクセス方法〜

過去のデータを
ダウンロード


オプティマイズ レポートのデータ(※1)
をエクスポート

過去の元データに
アクセス
GoogleアナリティクスData API(※2)を使用

 

※1  オプティマイズ レポートのデータをエクスポートする方法

(参考記事)https://support.google.com/optimize/answer/10147298#how-to-do-it

※2 GoogleアナリティクスData APIを使用する方法

(参考記事)https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/data/v1?hl=ja

引用:https://support.google.com/optimize/answer/12979939?hl=ja

今までGoogleオプティマイズ・オプティマイズ360を使用していた方は、2023年9月末までにデータのダウンロードをしておきましょう

 

 

04|これからどうやってABテストをする?


先述の通り、Googleは『Googleオプティマイズのサービスを終了し、GA4(Googleアナリティクス4)に投資をする』と発表をしています。また、GA4の前身である「ユニバーサルアナリティクス」も2023年7月にサービスが終了します。
引用:https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja

Googleが提供する2つのサービスの違いをまとめました。

 サービス ツールの区分 できること
Googleオプティマイズ テストツール A/Bテスト
リダイレクトテスト
多変量テスト
Googleアナリティクス4
(GA4)
アクセス解析ツール ユーザーの属性調査
成果の達成率
広告効果や反響調査

 

GA4はアクセス解析を主としているため、ABテストをするには他サービスへの切り替えが必要になります。代替できそうなサービスを調べてみました。

画像は各公式サイトより引用 

サービス名 料金(最安値)
Juicer 無料利用
SiTest 30,000PV・2ドメインまで1ヶ月間無料
Ptengine 3,000PV以下であれば、無料で使用
DLPO 初期費用+月額10万円〜
CVX 14日間、無料トライアルあり
初期費用+月額30万円〜

※サービス名をクリックすると公式サイトに遷移します。

残念ながら、無料で自由度に高く利用できたGoogleオプティマイズに匹敵するようなツールは見つかりませんでした。

「従量課金のツールばかりで、うまく行けば行くほどお金がかかる」
「なるべく使わないようにするので、結局全てのデータを溜められず勘に逆戻りしてしまう」

これはWeb広告運用者からよく聞く話です。ヒートマップを始めとする解析ツールは、PV課金であることが多く年間で200万円ほどの利用料に。たくさんのツールを使っていても、従量課金制のツールばかりだと広告配信を続けるほど上限がすぐに来てしまいます。

「テストをすればするほど、作業時間が足りない...」
「LPの本数が増えた分、URLの管理が煩雑になっている...」

という方もいらっしゃるかと思います。そんな方におすすめなのが「Squad beyond」というツールです。「最小限」の工数「最大」の成果が出るWeb広告運用を実現します。

 

 

05|今まで以上のことができる、Squad beyond


Squad beyondは、広告運用に特化したCMS(Content Management System)ツール。Web広告に関わる全ての方にお使い頂ける究極のデジタルマーケティングプラットフォームです。

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  従来の広告運用の例 Squad beyondでの広告運用
サーバー  お名前.comで取得

Squad beyondで
一括管理

ドメイン エックスサーバーで契約
LP制作 WordPressで作業
レポート作成 スプレッドシートで作成
サポート更新 スプレッドシートで作業
URL管理 スプレッドシートで管理
ヒートマップの管理 SiRESTで管理

 

▼Squad beyondの概要が気になる方は、こちらの資料をご覧ください。

 

つまり、今までGoogle Optimiseで行っていた

  • ABテスト
  • 多変量テスト
  • リダイレクトテスト

が全てSquad beyond上で完結できるんです。

 

Squad beyondを導入することで、Web広告運用が「最小限」の工数「最大」の成果が出る状態に。LPを制作〜運用改善に至るまでの方法をご紹介します。

 

1:独自ドメイン対応

Squad beyondでは、お手持ちのドメインを無制限で利用が可能。また、無料ドメインを使えば、設定なしで即日配信ができます。

 

現在のドメインでサブドメインを設定してSquad beyondへ登録
メリット デメリット
コストがかからない
使い慣れたドメインが使える
設定を間違えると
従来のドメインが一時閲覧できないなど
エラーが発生することがある
新しくドメインを取得してSquad beyondへ登録
メリット デメリット
他に影響を及ぼさないので安心
好きなドメインが使える
ドメインを新規で取得するため
コストがかかる
Squad beyondで使える無料ドメインを利用
メリット デメリット
コスト・設定の手間がかからない 〜〜.comの箇所はURLが固定で
変えることができない

 

2:サーバー付き記事エディター

広告費で月間1億円近い出稿をしている場合、LP運用にかかるサーバーだけで月20万円ほどのコストがかかるでしょう。Squad beyondを導入することで、それらのコストは不要になります。

そして、Squad beyondに予め用意されているデザインパーツ「ウィジェット」を利用することで、コーディングの知識がない方でもLPの修正をすることができます。

 

ABテストを徹底的に行うためには、LPを素早く量産することが必要。従来は「一つのLPを作成し、毎回その結果を待つ」ことの繰り返しですが、Squad beyondでは「記事複製」というボタンを1クリックするだけで元記事を簡単に複製することができます。

大量のLPを作成することで、迅速にPDCAを回すことが可能になります。

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3:ユーザー別ヒートマップ

従来は各LPにそれぞれ1つずつURLを設定する作業が必要でしたが、Squad beyondではたった1つのURLで管理することができます。

各LPに対するURL管理の必要がなくなると、ヒートマップの確認にかかる時間も大幅に削減できます。それに加えて外部ツールで確認するしかなかったヒートマップもSquad beyondに標準搭載されているため、LPに対してのユーザーの反応を簡単 にチームで共有できます。

また、ヒートマップのPV数に制限はございません。

4:設定不要ABテスト

Squad beyondでは、パラメータを自動生成する機能があります。自動生成したパラメータは、クリエィティブキーを設定することでバナーごとに自動的にレポート抽出され、他の設定が不要でひと目で広告ごとの効果がわかるように。そして、重複や抜け漏れのないパラメータ設定が実現します。

 

従来のツールの煩雑さゆえに「レポート集計専用の人員」が必要で午前中をほぼレポートだけ担当するメンバーも、Squad beyondの導入で不要に。不要なエクセルやスプレッドシートがなくなるとともに、ミスが圧倒的も減りますよ。

「Squad beyondだけ見ておけばいい」という安心感は図り知れず、全員の動きがスムーズに。

 

5:クリエイティブ × LP組み合わせレポート

バナー×LPでのCPAやLTVも即時かつ自動で取得できます。今まで成果が「悪いと思っていたバナー」が「本当は成果が良いことがある」ことが可視化されます。

たった一つのURLで、ヒートマップの確認からクリエイティブとのテストまでも可能なため、ユーザーの反応が悪いクリエイティブと LPの組み合わせの停止や、LPの差し替えも一瞬。最適な組み合わせのみを残していくことで、バナーのヒット率を高めることに成功します。

これを繰り返すことで、今までの数倍のヒットクリエィティブを保持しておくことに成功。長期的にCPAの良い状態で長期間配信し続けられるようになります。

 

 

06|まとめ:最小限の工数でWeb広告運用をしよう 


Squad beyondは、広告運用に特化したCMS(Content Management System)ツール。Web広告に関わる全ての方にお使い頂ける究極のデジタルマーケティングプラットフォームです。

LP制作から運用に至るまで様々なツールを使う必要があった広告運用をよりスムーズで透明性の有るものに変えます。

Squad beyondに作業を1本化することで、他のツールを解約することができ「売上が上がりコストが下がる」という理想的な状態に。

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(主な機能)
制作、レビュー、連携、計測、分析、改善、最適化、レポーティング、CRM、コラボレーション、評価、など。

デジタル広告に必要なあらゆる機能やリソースを誰でも使えるシンプルなユーザーインターフェイスで実現。ほとんどの作業は設定不要で、チームのすべてのアクションや取引先企業との作業が可視化され、蓄積します。

ぜひ一度、Squad beyondをお試しください。

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