

目次
01|GoogleオプティマイズとABテスト
GoogleオプティマイズはGoogleが提供するWebサイト用のテストツールです。
また、Googleオプティマイズ360は有料で、Googleオプティマイズよりも高度で複雑なテストを行うことができます。
〜各ツールとサービス詳細〜
ツール名 |
サービス詳細 |
Googleオプティマイズ |
Googleの提供する無料のテストツール |
Googleオプティマイズ360 |
Googleの提供する有料のテストツール |
どちらのツールも、主にWebサイト上で以下の3つのテストを行う際に利用します。
テスト |
テスト内容 |
A/Bテスト |
同じページ内の特定の要素を切り替えた 複数のパターンを比較する |
多変量テスト |
同じページ内において、特定の要素だけではなく 複数の異なる要素を切り替えて組み合わせる ことによって数多くのパターンを比較する |
リダイレクトテスト |
要素やその組み合わせ、ページ遷移などにとどまらず 大幅に異なるデザインや ユーザーエクスペリエンスを比較するテスト |
上記のようなさまざまなテストをWeb上で実施できることから、多くの広告運用者にとってABテストの中心的なツールとして利用されてきました。
⚠️【A/Bテストと多変量テストの違い】
A/Bテスト:効果的なページパターンをテスト
多変量テスト:効果的な要素の組み合わせをテスト
→ 多変量テストは、要素間の相互作用を分析するもの
⚠️【A/Bテストとリダイレクトテストの違い】
A/Bテスト:1つのページの中の要素をテスト
リダイレクトテスト:URLの異なるページを比較テスト
02|2023年9月、サービス終了へ
さまざまなABテストを行うために非常に便利なGoogle Optimizeですが、、、2023年9月末にサービスが終了します。サービスの終了理由は下記のように発表されています。
〜サービス終了の経緯〜
1 |
ユーザーがテストのために必要としている 機能とサービスを十分に備えていないため |
2 |
ユーザーにとってより効果的なソリューションに投資するため |
引用:https://support.google.com/optimize/answer/12979939?hl=ja
Googleの公式サイト上ではGA4側でABテストの実施を目指していると記載があるため、今までバラバラになっていたツール(GAとOptimise)を一元化してデータを蓄積する動きが予測されます。

引用:https://support.google.com/optimize/answer/12979939?hl=ja
2023年10月1日以降は、ウェブサイトエクスペリエンスの推定結果およびGoogleアナリティクス4の過去の元データにアクセスできませんのでご注意ください。今まで利用してきたWeb上のさまざまなデータをそのまま利用することが難しくなる可能性が高いです。
03|サービス終了に伴う注意点
Googleは「2023年9月末までにGoogleオプティマイズのユーザーインターフェースから過去のデータをダウンロードしておくこと」を推奨しています。Googleオプティマイズのデータをアクセスする方法をまとめました。
〜データへのアクセス方法〜
過去のデータを ダウンロード |
オプティマイズ レポートのデータ(※1) をエクスポート |
過去の元データに アクセス |
GoogleアナリティクスData API(※2)を使用 |
※1 オプティマイズ レポートのデータをエクスポートする方法
(参考記事)https://support.google.com/optimize/answer/10147298#how-to-do-it
※2 GoogleアナリティクスData APIを使用する方法
(参考記事)https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/data/v1?hl=ja
引用:https://support.google.com/optimize/answer/12979939?hl=ja
今までGoogleオプティマイズ・オプティマイズ360を使用していた方は、2023年9月末までにデータのダウンロードをしておきましょう。
04|これからどうやってABテストをする?
先述の通り、Googleは『Googleオプティマイズのサービスを終了し、GA4(Googleアナリティクス4)に投資をする』と発表をしています。また、GA4の前身である「ユニバーサルアナリティクス」も2023年7月にサービスが終了します。
引用:https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja
Googleが提供する2つのサービスの違いをまとめました。
サービス |
ツールの区分 |
できること |
Googleオプティマイズ |
テストツール |
A/Bテスト リダイレクトテスト 多変量テスト |
Googleアナリティクス4 (GA4) |
アクセス解析ツール |
ユーザーの属性調査 成果の達成率 広告効果や反響調査 |
GA4はアクセス解析を主としているため、ABテストをするには他サービスへの切り替えが必要になります。代替できそうなサービスを調べてみました。

※ 画像は各公式サイトより引用
※サービス名をクリックすると公式サイトに遷移します。
残念ながら、無料で自由度に高く利用できたGoogleオプティマイズに匹敵するようなツールは見つかりませんでした。
「従量課金のツールばかりで、うまく行けば行くほどお金がかかる」
「なるべく使わないようにするので、結局全てのデータを溜められず勘に逆戻りしてしまう」
これはWeb広告運用者からよく聞く話です。ヒートマップを始めとする解析ツールは、PV課金であることが多く年間で200万円ほどの利用料に。たくさんのツールを使っていても、従量課金制のツールばかりだと広告配信を続けるほど上限がすぐに来てしまいます。
「テストをすればするほど、作業時間が足りない...」
「LPの本数が増えた分、URLの管理が煩雑になっている...」
という方もいらっしゃるかと思います。そんな方におすすめなのが「Squad beyond」というツールです。「最小限」の工数で「最大」の成果が出るWeb広告運用を実現します。
05|今まで以上のことができる、Squad beyond
Squad beyondは、広告運用に特化したCMS(Content Management System)ツール。Web広告に関わる全ての方にお使い頂ける究極のデジタルマーケティングプラットフォームです。

|
従来の広告運用の例 |
Squad beyondでの広告運用 |
サーバー |
お名前.comで取得 |
Squad beyondで 一括管理 |
ドメイン |
エックスサーバーで契約 |
LP制作 |
WordPressで作業 |
レポート作成 |
スプレッドシートで作成 |
サポート更新 |
スプレッドシートで作業 |
URL管理 |
スプレッドシートで管理 |
ヒートマップの管理 |
SiRESTで管理 |
▼Squad beyondの概要が気になる方は、こちらの資料をご覧ください。
つまり、今までGoogle Optimiseで行っていた
が全てSquad beyond上で完結できるんです。
Squad beyondを導入することで、Web広告運用が「最小限」の工数で「最大」の成果が出る状態に。LPを制作〜運用改善に至るまでの方法をご紹介します。
1:独自ドメイン対応
Squad beyondでは、お手持ちのドメインを無制限で利用が可能。また、無料ドメインを使えば、設定なしで即日配信ができます。

現在のドメインでサブドメインを設定してSquad beyondへ登録 |
メリット |
デメリット |
コストがかからない 使い慣れたドメインが使える |
設定を間違えると 従来のドメインが一時閲覧できないなど エラーが発生することがある |
新しくドメインを取得してSquad beyondへ登録 |
メリット |
デメリット |
他に影響を及ぼさないので安心 好きなドメインが使える |
ドメインを新規で取得するため コストがかかる |
Squad beyondで使える無料ドメインを利用 |
メリット |
デメリット |
コスト・設定の手間がかからない |
〜〜.comの箇所はURLが固定で 変えることができない |
2:サーバー付き記事エディター
広告費で月間1億円近い出稿をしている場合、LP運用にかかるサーバーだけで月20万円ほどのコストがかかるでしょう。Squad beyondを導入することで、それらのコストは不要になります。
そして、Squad beyondに予め用意されているデザインパーツ「ウィジェット」を利用することで、コーディングの知識がない方でもLPの修正をすることができます。

ABテストを徹底的に行うためには、LPを素早く量産することが必要。従来は「一つのLPを作成し、毎回その結果を待つ」ことの繰り返しですが、Squad beyondでは「記事複製」というボタンを1クリックするだけで元記事を簡単に複製することができます。
大量のLPを作成することで、迅速にPDCAを回すことが可能になります。

3:ユーザー別ヒートマップ
従来は各LPにそれぞれ1つずつURLを設定する作業が必要でしたが、Squad beyondではたった1つのURLで管理することができます。
各LPに対するURL管理の必要がなくなると、ヒートマップの確認にかかる時間も大幅に削減できます。それに加えて外部ツールで確認するしかなかったヒートマップもSquad beyondに標準搭載されているため、LPに対してのユーザーの反応を簡単 にチームで共有できます。
また、ヒートマップのPV数に制限はございません。

4:設定不要ABテスト
Squad beyondでは、パラメータを自動生成する機能があります。自動生成したパラメータは、クリエィティブキーを設定することでバナーごとに自動的にレポート抽出され、他の設定が不要でひと目で広告ごとの効果がわかるように。そして、重複や抜け漏れのないパラメータ設定が実現します。
従来のツールの煩雑さゆえに「レポート集計専用の人員」が必要で午前中をほぼレポートだけ担当するメンバーも、Squad beyondの導入で不要に。不要なエクセルやスプレッドシートがなくなるとともに、ミスが圧倒的も減りますよ。

「Squad beyondだけ見ておけばいい」という安心感は図り知れず、全員の動きがスムーズに。
5:クリエイティブ × LP組み合わせレポート
バナー×LPでのCPAやLTVも即時かつ自動で取得できます。今まで成果が「悪いと思っていたバナー」が「本当は成果が良いことがある」ことが可視化されます。
たった一つのURLで、ヒートマップの確認からクリエイティブとのテストまでも可能なため、ユーザーの反応が悪いクリエイティブと LPの組み合わせの停止や、LPの差し替えも一瞬。最適な組み合わせのみを残していくことで、バナーのヒット率を高めることに成功します。
これを繰り返すことで、今までの数倍のヒットクリエィティブを保持しておくことに成功。長期的にCPAの良い状態で長期間配信し続けられるようになります。

06|まとめ:最小限の工数でWeb広告運用をしよう
Squad beyondは、広告運用に特化したCMS(Content Management System)ツール。Web広告に関わる全ての方にお使い頂ける究極のデジタルマーケティングプラットフォームです。
LP制作から運用に至るまで様々なツールを使う必要があった広告運用をよりスムーズで透明性の有るものに変えます。
Squad beyondに作業を1本化することで、他のツールを解約することができ「売上が上がりコストが下がる」という理想的な状態に。
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(主な機能)
制作、レビュー、連携、計測、分析、改善、最適化、レポーティング、CRM、コラボレーション、評価、など。
デジタル広告に必要なあらゆる機能やリソースを誰でも使えるシンプルなユーザーインターフェイスで実現。ほとんどの作業は設定不要で、チームのすべてのアクションや取引先企業との作業が可視化され、蓄積します。
ぜひ一度、Squad beyondをお試しください。

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