スマートフォンの普及と共に、近年爆発的な勢いで量を増やしつつあるWeb広告。
2020年にインターネット広告費が2兆円を突破し、4マス媒体の中でもトップだったテレビ広告費を超えました。
引用元:https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2020/
本記事では
「Web広告ってそもそも何...?」
「Web広告に出稿したいが何から始めたらいいか分からない...」
という方に向けて
- Web広告の特徴
- Web広告の必要性
- Web広告のターゲットと選び方
- 代表的な広告の紹介
をご説明していきます。
|Web広告の特徴
そもそもWeb広告とは、インターネット上の媒体(メディア)に掲載される広告のことです。特徴は大きく3つあります。
① |
狙った層に刺せる「ターゲティング性」 |
② |
次の施策を練るための「効果測定」 |
③ |
クレジットカード1枚で始められる「低コスト」 |
①ターゲティング性
ユーザーの基本情報(年齢・性別・地域)に加え、興味関心分野や実際の検索履歴などに基づきターゲットを絞ることが可能です。テレビなどの大手マス媒体よりもピンポイントで配信をすることができます。
②効果測定
ユーザーの反応をリアルタイムで収集し、データを元に即効性のある効果測定ができます。閲覧回数・クリック数・購入までに至った人数など、数値化されることでPDCAサイクルを高速で回すことが可能です。
③低コスト
従来のマス広告よりも手が出しやすい金額で、予算に合わせて出稿することができます。
クレジットカード1枚で始められるので「広告出稿が初めて」という方にも敷居が低いのが特徴です。
|Web広告の種類
ここまで主な特徴を3つご紹介してきましたが、一概にWeb広告と言ってもさまざまな種類が存在します。
それぞれ特徴を持っているため、自社の広告配信のニーズに合った配信手法を選んでいきましょう。
現在Web広告は、主に13種類に分類されます。
- SNS広告
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- 純広告
- アフィリエイト広告
- アドネットワーク広告・DSP
- ネイティブ広告
- リターゲティング広告
- 動画広告・YouTube広告
- 記事広告・タイアップ広告
- リワード広告
- メール広告
- デジタル音声広告
今回は
「自社がターゲットにしているユーザー層」
をベースにそれぞれどんな広告が利用できるのか、解説していきます。
|Web広告のターゲットと選び方
ここでマーケティングを行う上で、「マーケティングファネル」というフレームワークをご紹介します。
ファネル(英:Funnel)とは、日本語で「漏斗(じょうご)」を意味し、
顧客が商品・サービスを認知してから、実際に購入するまでの一連の流れを図で表したものです。
- 無関心層:商品を知らない、興味が無い
- 潜在層:商品にニーズがあるが、知らない
- 顕在層:商品をすでに認知しており、関心がある
- 顧客層:自社の商品をすでに利用した事がある
自社の商品がどの層をターゲットとするのか、その層にどのような施策をとるかを軸に広告を選びましょう。
本記事でご紹介する、各ターゲット層と代表的なweb広告は以下の3つです。
ターゲットの関心度 |
代表的な広告 |
無関心層 |
SNS広告 |
潜在層 |
ディスプレイ広告 |
顕在層 |
リスティング広告 |
|SNS広告
近年の代表的な広告手法の一つで、TikTok・Instagram・LINEなど、主にスマートフォン向けのアプリケーション上で配信される広告を指します。
SNSの利用者は若年層が多く、特に10代〜20代向けをターゲットとした商品を宣伝する際など非常に役立ちます。
さらに、SNSのアカウントを作成の時に登録した基本情報(性別・年齢・地域・関心事 など)を利用し、
年代や性別などに応じたピンポイントのターゲティングを行うことも可能です。
ターゲットの関心度 |
代表的な広告 |
広告の特徴 |
無関心層 潜在層 |
SNS広告 |
ターゲティング精度の 高さ |
若年層を 対象とした商品と相性◎ |
一方でSNS広告は拡散力に優れている反面、配信する広告が多くの目に触れるものです。
広告媒体による審査の結果、配信が難しかったりアカウントがBANされる可能性もあるため注意が必要です。
|ディスプレイ広告
アドネットワークという配信手法を用いて、さまざまなWebサイトの広告枠に表示される動画や画像広告を指します(別名:アドネットワーク広告)ニーズはあるものの、課題や悩みに気づいていないターゲットにアプローチする時に人気の手法です。
画像や動画を使用できる特徴を利用し、ひと目でユーザーの興味関心を引くようなクリエイティブが用意できればアプローチがしやすくなります。
ターゲットの関心度 |
代表的な広告 |
広告の特徴 |
潜在層 顕在層(比較・検討) |
ディスプレイ広告 |
ピンポイントな ターゲティング |
即効性は△ 中長期的な運用 がオススメ |
また、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告が表示されるため、興味関心が高いユーザーを集客することができます。一方でターゲットが幅広いため、即効性への期待は低いです。中長期的な運用を前提にしましょう。
|リスティング広告
ユーザーが検索したキーワードに関連した広告が表示されるため、顕在層のユーザーに対して効果が高い広告手法です。
1日1000円からでも利用が可能なので、予算が少なくても出稿できる特徴があります。
基本的な仕組みとしては、ユーザーの検索キーワードに応じて広告が表示され、広告費はその広告をクリックしたときに料金が発生します。GoogleやYahooなどの検索エンジンで特定のキーワードを調べた際に、そのキーワードに応じて上部に表示されます(別名:検索連動型広告。)
ターゲットの関心度 |
代表的な広告 |
広告の特徴 |
顕在層 |
リスティング広告 |
興味関心が高いユーザーの集客向き |
キーワードの クリック単価に要注意 |
売上に繋がりやすい顕在層へのアプローとが可能ですが、競合が多い検索キーワードを選択すると、クリック単価が高くなり、結果的に表示される回数も減ってしまうため注意が必要です。
|まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はWeb広告の中で、自社のターゲット層に合わせた広告をご紹介しました。
これからWeb広告を始める方にとって有益な情報になっていれば幸いです。
ターゲットの関心度 |
代表的な広告 |
広告の特徴 |
無関心層 |
SNS広告 |
ターゲティング精度の 高さ |
若年層を 対象とした商品と相性◎ |
潜在層 |
ディスプレイ広告 |
ピンポイントな ターゲティング |
即効性は△ 中長期的な運用がオススメ |
顕在層 |
リスティング広告 |
興味関心が高いユーザーの 集客向き |
キーワードの クリック単価に要注意 |
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