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CPAを下げたい!そのために知っておくべき3つの数値

「CPAを下げたい!でもどうやってやるの?」CPAを調節するためには、使った広告費と発生したCV数、さらにはCVが生じるまでの過程を知ることが重要です。本記事では、記事(ランディングページやクッションページなど)を活用したダイレクトマーケティングにおける、CPAの考え方を解説します。CVが発生するまでの過程を理解し、CPA改善にお役立てください。


目次

 

 

01|CPAを下げたい。どうすればいい?


「CPAの算出方法」と検索すると、恐らくこちらの式が出てくると思います。

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この式から、CPAを下げるための方法として

  • 広告費用を減らす
  • CV数を増やす

まずこの 2つの方法が考えられます。CV発生までのプロセスを見ることで、さらにCPAを分解して考えていきましょう。

 

 

02|CPAの構成要素


ここからは媒体のバナークリック→広告記事→商品ページ→購入という流れでの広告について考えていきます。

|CVが1件発生するまでの過程

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  • 媒体CPC:バナーリンク(広告リンク)クリックにより1人が記事LPに移動するためにかかった費用
  • 記事内CTR:記事を読んだ人(バナーリンクをクリックした人)のうち商品LPに移動した人の割合
  • CVR:商品LPに飛んだ人(記事をクリックした人)のうち購入した割合

このCV発生までの過程からは媒体CPC、記事内CTR、CVRの3つの値が、CV数を増やすための要素≒CPAの構成要素であることがわかります

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|3つの値からCPAを改善する

この3つの数字からCPAを改善(下げる)方法を改めて考えてみます。

  • 媒体CPC=クリックにかかる費用→より低い方が良い
  • 記事内CTR=商品LPに遷移したユーザーの割合→より高い方が良い
  • CVR=最終的に購入に繋がるユーザーの割合→より高い方が良い

つまり、CPAを改善するには以下の図のように運用していくことが重要です。

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03|CPAを分解することによるメリット


CPAを3つの数値に分解をすることで、どの数字が調整可能かどの数字がもっともCPAにインパクトを与えるか?を見極めることができるようになります。次のケーススタディでは実際の数値を使って考えてみます。

|ケーススタディ

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現在、図のようにCPAが高騰していたとします。これを目標値である10,000円にするために、先ほどみた3つの値(媒体CPC,記事内CTR,CVR)に注目していきます。

例えば媒体CPCを意図的に100円に下げた場合、CPAはどう変わるでしょうか。(その他の値は変わらなかった場合を考えます)

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媒体CPCを下げることで、高騰していたCPAを目標値まで下げることができました。配信ロジックにより媒体CPCを意図的に下げることが難しい場合は、記事内CTRまたはCVRを改善できるようバナー(クリエイティブ)や記事を見直すことでCPAを下げることが可能になります。

 

 

04|まとめ


CPAが目標値を上回ってしまった場合、まずは目標値に近づけるように努力したいですね。そのためには、CVまでの流れを理解することが重要です。この過程を知ることによって、どの数値が運用によって改善でき、その改善がCPAにどの程度の影響を与えるかを見極めることができます。媒体CPC、記事CTR、CVR。これら3つの数値を理解し、より効率的なCPA改善を目指しましょう!

 

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