「集客」するためのバナーとは…?そこのアナタにお教えします!
Web広告において、クッションページを使ったダイレクトマーケティングという方法があります。ダイレクトマーケティングにおいてユーザーが最も最初に目に触れる存在とは、クリエイティブです。この記事ではは、クリエイティブ作成時に有効な考え方やコツを説明していきます。
はじめに
Web広告において、クッションページを使ったダイレクトマーケティングという方法があります。
ダイレクトマーケティングにおいてユーザーが最も最初に目に触れる存在とは、クリエイティブです。
この記事ではは、クリエイティブ作成時に有効な考え方やコツを説明していきます。
クリエイティブとは
クリエイティブは日本語に訳すと「創造物」ですが、
広告業界においてクリエイティブは、広告として掲載するために作られた素材のことを指します。
この記事では、クリエイティブを以下のような画像とテキストを含んだバナー広告全体のことであると定義します。

クリエイティブは集客活動
そもそも、クリエイティブの重要性とは何でしょうか?
ここでは、記事は記事LPを使ったダイレクトマーケティングにおけるクリエイティブの役割を考えていきます。
そのため、広告を見たユーザーが以下の図のようなルートでコンバージョン(商品購入)に至ることを前提とします。

図をご覧いただくとわかる通り、クリエイティブとは一番最初にユーザーの目に触れるものです。
広告主側からすると、「クリエイティブクリックをしてもらい、記事LPに誘導すること」が、お客さんに商品の魅力を伝えるための第一歩として必要な「集客」です。
集客がうまくいかなければ、どれだけ素晴らしい記事(クッションページ、記事広告)を用意したとしても広告としての成果には繋がりません。

だから、クリエイティブはよりクリックされるような魅力的なものでなければならないのです。
それでは、集客力のあるクリエイティブを作る手順を紹介していきたいと思います。
クリエイティブ(バナー広告)を作ってみよう
訴求軸を設定する
消費者は、悩みやコンプレックス、憧れなど様々な感情を抱きながら生活しています。
どんなユーザーにどのようなテキストが響くのか、大まかな狙いを決めておくことで消費者の心を掴みやすくなります。
狙いを達成するためには、まず訴求軸となるものを設定することがおすすめです。
この訴求軸に従って作成することで、より良いクリエイティブになると思います。

こちらが、訴求軸の一例です。
このように、ユーザーに対する狙いを明確にした訴求軸を設定し、それに沿って作成をすることが大事です。
訴求軸について詳しく知りたい方は、
バナーの訴求軸についてこちらを参照下さい。
では次に、訴求軸に沿ったテキスト作成についてのコツを紹介します。
テキスト作成のコツ
テキスト作成で考えなくてはならないことは、
クリエイティブ(広告バナー)を目にする時、ユーザーは広告を見るために閲覧しているわけではないということです。
ですので、ユーザーの興味を引き、本来の目的(ニュースサイトの閲覧やSNSのタイムラインチェックなど)から興味を反らすことができるクリエイティブが必要です。
そうなってくると、テキストを作成する時には「ある程度のキャッチーさ」が重要になりそうです。
例を挙げて考えてみましょう。
「今見た時がタイミング!先着300名だけができる体験、知りたくない?」
このテキストを見ると、内容が気になってついクリックしてしまうかもしれません。
しかし、このテキストを見て、何の商品かを想像できるでしょうか?
キャッチーさだけを追求してしまうと、具体的な商品を思い浮かべることができないので、クリックしてくれるユーザーは増えません。
このテキストを少し修正してみます。
「痩せたい女性必見!話題の『痩せる炭』体験しない?先着300名」
いかがでしょうか?このテキストからはダイエット関連の商品であることが分かるので、体型に悩んでいるユーザーがクリックしてくれそうです。
テキストを作成する際には、
- キャッチーさ
- 商品の想像のしやすさ
この2点を意識してみて下さい。
画像選びのコツ
クリエイティブ作成において、画像選びも重要です。
画像には、テキストだけでは伝えられない視覚的な情報があるからです。
しかし、いざ選ぼうとしてもなかなか良い画像が見つからなかったりします。
「どんな画像を選んだらいいか分からない!」
こんな言葉をよく聞きます。
画像を選ぶにあたり、目的をはっきりさせることが重要です。
「誰に向けた」、「どんな商材」で「何を伝えたい」のか。
具体例をいうと
▼商品がどんなものかわかる→商品画像

▼使用前の状態に共感してもらう→ビフォー画像

▼商品を使ってどうなるのかわかる→アフター画像

のような感じです。
さらに、「媒体はどんな人が見ている」のかを考慮することも大切です。
女性がよく見ている、20代がよく見ている、恋愛が好きな人がよく見ている
など媒体の特性を考えながら選んでいくと良いでしょう。
テキストと画像の相性も考慮しながら、よりインパクトのある画像選びをしていけることが望ましいです。
勝ちパターンを見つける
手順通りにクリエイティブを作成したとしても、
「いざ配信したらうまく成果が出なかった…」ということがあります。
そんな時は、1つの画像に対して複数パターンのテキストを組み合わせ、勝ちパターンを探す必要があります。

例えば、1つの画像に対して3つのテキストを比較すると、画像に対してどのような軸のテキストが当たるのかを知ることができます。
これが、勝ちパターンを探すということです。
ぜひ、実践して見てください!
まとめ
先ほども述べましたが、クリエイティブとは集客です。
狙い通りの集客をするために、まず訴求軸の設定をしてみてください。
そこから、テキストと画像を「どんな人へ」「どんな商材を」「どのように伝えるのか」という観点で、まさしく普段のコミュニケーションと同じように考えていくことで集客力が高いクリエイティブを生み出せるでしょう。
売れているクリエイティブなどもどんどん参考にして、魅力あるクリエイティブを作っていきましょう!