ヒートマップ

ヒートマップ分析とは|機能・必要性を初心者向けに解説

時間とお金を費やし綺麗なLPを制作しても、ユーザーの興味関心にマッチしなければなかなかコンバージョンされず、成果が上がりません。本記事ではWebページ・LPの効果改善をこれから始める方向けにヒートマップツールの使い方、選び方を解説します。


 

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目次

01 ヒートマップツールでユーザー行動を可視化しよう
02 ヒートマップツールでできること
03 どこのヒートマップを使うべきなのか?
04 まとめ:ヒートマップツールでユーザーニーズを捉えよう

 

 

01|ヒートマップツールでユーザー行動を可視化しよう



ヒートマップとは、Webページに訪れたユーザー行動を一目でわかるようにするツールです。

時間とお金を費やし綺麗なWebページ・LPを制作しても、ユーザーの興味関心にマッチしなければなかなかコンバージョンは発生せず、成果が上がりません。ヒートマップを使うことで、「よく読んでいる箇所」「よくクリックしている箇所」「どこまで読んでいるか」などの動向を視覚的に把握でき、LP改善のヒントとして用いることができます。また数字のデータのみで分析するGoogle Analyticsよりも、視覚的/感覚的にユーザーの動向を把握することができるのでWeb分析初心者でも使いやすいツールです。

「LPを作ったけど、ちゃんと読まれているの?」、「ページへの訪問者は多いけど、申し込みにつながっていない」など効果に疑問を感じている場合は直ぐにでもヒートマップをご利用ください。


赤(注目度が高い)→ 青(注目度が低い)のグラデーションカラーで表現されます。

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熟読されているほど赤く、読まれていない箇所ほど青く表示されるのが特徴です。

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クリックされづらい画像やデザイン/テキストなどの傾向が分かるので、
ヒートマップは「ユーザーの行動に基づき、LPの効果改善方法を考えたい」という人に必要なツールです。

尚、ヒートマップの導入はWeb広告運用を始める、Webページ・LPを制作するタイミングでの導入をおすすめしています。
成果向上にはWeb広告・Webページ・LPの状況を常に把握できる状態を作ることが最も重要です。
状況を把握できないと良い部分、悪い部分がわからず、改善ができません。

ヒートマップツールに限らずGoogle analyticsなど計測ツールは後からではなく、開始のタイミングで導入しましょう。

 

 

02|ヒートマップツールでできること



ヒートマップツールを使うことで、下記の動きを確認することができます。

1)熟読エリア
ユーザーがどの箇所に関心があり、よく読んでいるのかを把握することができます。よく読まれている箇所ほど色が赤くなり、読まれていない箇所は青く表示されます。多くのユーザーがどの箇所を熟読しているかを把握することで、ユーザーの興味関心のある情報やデザインを分析することができます。


2)離脱エリア
ページを訪れたユーザーがどこまで読み(スクロールして)、離脱したのかを把握することができます。ユーザーの離脱箇所が把握すると、離脱した原因や問題点を見つけることができます。例えば、その箇所までの文章が長くユーザーを飽きさせてしまった、デザインが見づらい・分かりづらかった...などと原因は様々です。


3)クリックエリア
ユーザーがどの箇所をクリックしたのかを把握することができます。ユーザーにクリックしてもらいたい箇所に適切にクリックされているかどうかを確認できるだけでなく、クリックボタンがない箇所がクリックされている場合には、その箇所にクリックボタンを追加するなど、コンテンツの追加の際に役立ちます。

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03|どこのヒートマップを使うべきなのか?



国内外含め様々のベンダーがヒートマップツールを提供しており、
どのツールを利用するのか迷われる方にポイントとおすすめツールを5点ご紹介します。

 

〜ヒートマップツール選びのポイント3点〜


機能

基本的な機能は変わりませんが、
「Web広告改善に特化したもの」、「SEO対策を兼ねたもの」など
ツールによって強みが分かれます。
目的に応じて適したツールを選びましょう。


料金

一般的にはドメイン数やページ数、PV数など分析量に応じて料金が変動する
従量課金制が一般的です。
分析するページ数、PV数を把握した上で自社に向いているものを選びましょう。


設置のしやすさ

エンジニア対応が必要とする専用タグを設置する方法が一般的ですが、
設定不要を特徴とするツールがあります。
社内リソースで設置が可能かの確認をし、選びましょう。

 

 

本記事では、人気のヒートマップツール5つをご紹介します。
各ツールとも基本的なヒートマップ機能はもちろんですが、LP制作ができる、レコーディングができるなど機能に特徴があるもの、
無料トライアル期間が用意されており、気軽に試せるものなど特徴があります。


※情報は記事掲載時点のものです。各社によって料金や仕様などの変更の可能性があります。
ご利用前にはサービスサイト等でご確認ください。

 

 

1)Web広告運用、LPなら「Squad beyond」


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引用:https://squadbeyond.com/

「Squad beyond」ヒートマップツールではありません。ヒートマップ機能他、LPを誰でも簡易的に作成できるビルダー自動でのレポート機能ABテスト機能などWeb広告運用に必要な機能を全て網羅しているツールです。LP制作→ヒートマップ分析→ABテスト→レポーティングまでを全て1ツールで行うことができるため、従来の1/10のリソースで効果は数倍などWeb広告運用、LPには無類の実績を誇ります。

「Squad beyond」の特徴
・Web広告運用/LP特化型のため、広告媒体連携、LP制作機能、レポートなどの機能が充実
・ヒートマップ機能はタグ設置などの面倒な設定不要
・上限PV、ドメイン数など無しの完全使い放題

 

 

2)SEOにもおすすめ「ミエルカ ヒートマップ」

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引用: https://mieru-ca.com/heatmap/

「ミエルカ ヒートマップ」は1,300社以上が導入するヒートマップツールです。アテンション、スクロール、クリックヒートマップといった基本的な機能に加え、キャプチャで自動で保存してくれる機能があります。またGoogle Serach Consoleと連携することで検索ワードの可視化、テキストマイニングが可能となりSEO向けでも活用ができます。Webページ中心に分析したいという方におすすめのツールです。


「ミエルカ ヒートマップ」の特徴
・3,000PVまで計測できる無料プラン
・有料プランもPV数に応じた細かな価格設計で安心





3)国内で圧倒的な導入社数「Ptengine」

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引用:https://www.ptengine.jp/

「Ptengine」はMicrosoftなど有名企業をはじめとして全世界で20万社以上が導入しています。
ヒートマップ機能だけでなく、アクセス解析などの機能、Google analyticsとの連携機能もあり。

 

「Ptengine」の特徴
・Webサイト運営の分析が得意
・2週間の無料トライアル期間があり

 

 

 

4)無料プランが充実「User Heat」

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引用:https://userheat.com/

「UserHeat」は月30万PVまで無料利用可能と無料プランが充実しています。ヒートマップの基本的な機能に加え、Googleアナリティクスなど外部ツールとの連携機能を備えています。また同社の「User Insight」という別ツールの提供しており、ユーザーの年齢や性別、インターネットの利用頻度を推測できる属性解析機能などを用意があります。

「User Heat」の特徴
・無料プランが充実、月30万PVまで無料利用可能
・より細かい分析ができる「User Insight」という上位互換にあたるサービスあり。

 

 

5)ユーザー活動の録画が可能「Mouseflow」

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引用:https://mouseflow.com/

「Mouseflow」はデンマーク発のツールでヨーロッパ、北米、日本を中心に10万社以上が導入しています。基本的なヒートマップ機能に加え、サイトを訪れたユーザーを録画する録画するレコーディング機能が付いています。レコーディングを活用し、ユーザー行動をより細かく把握したいという方におすすめです。

 

「Mouseflow」の特徴
・レコーディング機能でユーザー行動を細かく把握できる
・フォーム分析機能で申し込みフォーム最適化(EFO)にも活用できる

 

 

 

 

04|まとめ:ヒートマップツールでユーザーニーズを捉えよう



ヒートマップツールは、Webサイト、LPの課題を可視化できるツールです。ヒートマップツールを活用することでユーザーの興味、関心を知ることができます。分析の結果ユーザーが想定された箇所を見ていない場合は、どう改善すれば良いのか仮説を立て、要素の入れ替え、改修に取り組み、より効果の出るページを目指しましょう。

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