01 | LP(ランディングページ)とは |
02 | なぜABテストをすべきなのか |
03 | 一般的なABテストの手順とやり方 |
04 | 簡単なABテストのやり方 |
05 | 30分で始めて、1日10分で改善 |
LP(ランディングページ)とは、Web広告をクリックしたユーザーが最初に訪れるページで、ユーザーの購入意欲を高めさせる役割があります。Web広告を運用する時に欠かせません。
読者の購入意欲を高めさせるためには
・ターゲット
・訴求ポイント
・構成
が論理立てて設計されていることが重要です。
A/Bテストとは、効果改善を測る時に行う検証の1つです。基準となるAパターンに対して、異なるBパターンのコンテンツを同時運用し、分析・検証をおこなうことです。複数パターンのLPを比較することで、コンバージョン率(CVR)やクリック率(CTR)の高いパターンを見つけることができます。
例えばみなさんは、「1.0%」に対して「高い・低い」どちらの印象を持ちますか?
......比較対象がないと、答えるのは難しいですよね。ABテストを行わない場合「本当にそのLPがベストなのか?」という検証ができません。異なるパターンのコンテンツを試験的に運用し、ユーザーの反応を検証することで、より成果のでるLPに改善できるようになります。「クリエイティブやLPは1セット持っていればよい」ではなく、常にデータを解析しながらブラッシュアップしていきましょう。
▼参考記事
何をする | 作業内容 | |
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利用媒体に応じて、クリエイティブを制作しましょう。Canvaは初心者でも簡単に作業できるのでオススメです。
LP制作はコーディングまたはCMSで行います。
▼ クリエイティブ例(BtoB)
▼参考記事
▼ LP例(画像をクリックすると遷移します)
▼参考記事
運用を開始する前に
・パラメーターの作成
・クリエイティブとLPにパラメーターの割り振り
・タグの設置 など
を必ず行いましょう。
この作業を怠ると、せっかく広告配信を開始してもデータ分析ができなくなります。
レポートの更新をしましょう。
どのクリエイティブ・どのLPが要因になっているかを分析するために、下記の項目を洗い出しましょう。
・CV計測
・広告バナー毎の成果
・LP毎の成果
・広告バナー×LPの組み合わせの成果
・読了率
一般的には、媒体管理画面のデータをダウンロードし、Excelやスプレッドにコピー&ペーストして管理する方が多いです。また、読了率はヒートマップで確認することができます。LPにタグ埋め込みの作業が必要ですので、お忘れなく。
データが揃ったら、分析し打ち手を考えましょう。ヒートマップを用いた分析例を紹介します。
〜レポートの活用例〜
分析結果 | 推測できること | 打ち手 |
ファーストビューでの 離脱が多い |
記事を読み始めたけど、興味が湧かなかった | LPのファーストビューの画像の修正 |
記事中盤での離脱が多い | クリエイティブと LPの訴求が違う |
クリエイティブ→LPの訴求を統一する |
CTAへの到達率が低い | LP自体の完成度は高いが、商品での訴求が不足している | CTA周りにキャンペーンについての説明を補足 |
CTAへの到達率が低い | LP自体の完成度は高いが、商品での訴求が不足している | ポップアップを設定する |
※ファーストビュー:ユーザーが記事に入ってから、スクロールをしない状態で画面に表示されるエリア
▼参考記事
広告運用者の悩みには
「クリエイティブは当たってるのにCVRは低い」
「逆にCVR高いのにCTRが低い」
なんてケースが多くあります。実はそれ、クリエイティブ×LPの組み合わせが原因かもしれません。
クリエイティブ×LPを掛け合わせたレポートは、下記の手順で作成できます。
1 | パラメーターのルールを作成 |
2 | クリエイティブ用にパラメーターを設定 |
3 | LPにパラメーター付きURLを入稿 |
4 | 該当のクリエイティブ、LPからのCV数を測定 |
5 | パラメーターを元に掛け合わせを確認 |
このレポートがあれば「興味を持たせられたか」「購入意欲を高められたか」を定量で把握できます。ABテストは感覚ではなく、データを元に仮説を検証されません。
しかし、クリエイティブ・LPの新しいパターンを追加するたびに、組み合わせ分のLPとURLとパラメーターを用意するのは、相当な体力が必要となります。どうしたら作業時間や作業ストレスを最小限に抑えることができるのでしょうか。
本記事では、Web広告運用に特化した「Squad beyond」というツールの機能をもとに、簡単なABテストのやり方をご説明します。
簡単にABテストをするには | Squad beyondのコレで解決 | |
1 | LPを素早く量産するには | 「記事複製」と 「ウィジェット機能」 |
2 | 大量にあるLPのURL管理を 楽にするには |
「1つのURL」 |
3 | 広告バナー毎の成果を 正確に把握するには |
「自動パラメータ生成」と 「自動クリエィティブレポート」 |
4 | 広告バナーとLPの組み合わせを 最適化するには |
「Branch Operation」 |
5 | 媒体最適化を楽にするには | 「CV計測連携」 「ポストバック機能」 |
Squad beyondの概要が気になる方は、こちらの資料をご覧ください。
Squad beyondの「記事複製」と「ウィジェット機能」を利用。「記事複製」というボタンを1クリックするだけで、元記事を簡単に複製することができます。
そして、Squad beyondに予め用意されているデザインパーツ「ウィジェット」を利用することで、コーディングの知識がない方でもLPの修正をすることができます。
ABテストを徹底的に行うためには、LPを素早く量産することが必要。従来は「一つのLPを作成し、毎回その結果を待つ」ことの繰り返しですが、Squad beyondを利用することで大量のLPを作成し、迅速にPDCAを回すことが可能になります。
あるユーザー様は、以前は3営業日ほどかかっていたLPの装飾がSquad beyondの導入により5分で完了しているそうです!
Squad beyondの「1つのURL」を利用。従来は各LP・記事LPにそれぞれ1つずつURLを設定する作業が必要でしたが、Squad beyondではたった1つのURLで管理することができます。
各LPに対するURL管理の必要がなくなると、ヒートマップの確認にかかる時間も大幅に削減できます。それに加えて外部ツールで確認するしかなかったヒートマップもSquad beyondに標準搭載されているため、LPに対してのユーザーの反応を簡単 にチームで共有できます。
たった一つのURLで、ヒートマップの確認からクリエイティブとのテストまでも可能なため、ユーザーの反応が悪いクリエイティブと LPの組み合わせの停止や、LPの差し替えも一瞬◎
Squad beyondの「自動パラメータ生成」と「自動クリエィティブレポート」を利用。
自動生成したパラメータは、クリエィティブキーを設定することでバナーごとに自動的にレポート抽出され、他の設定が不要でひと目で広告ごとの効果がわかるように。そして、重複や抜け漏れのないパラメータ設定が実現します。
先述の一般的なABテストのやり方に比べ、管理工数も60%以上改善されます。不要なエクセルやスプレッドシートがなくなるとともに、ミスが圧倒的も減りますよ。
Squad beyondの「Branch Operation」を利用。
Branch Operationでは、バナー×LPでのCPAやLTVが即時かつ自動で取得できます。今まで成果が「悪いと思っていたバナー」が「本当は成果が良いことがある」ことが可視化されます。
悪い組み合わせも1クリックで配信を停止することができます。最適な組み合わせのみを残していくことで、バナーのヒット率を高めることに成功します。
これを繰り返すことで、今までの数倍のヒットクリエィティブを保持しておくことに成功。長期的にCPAの良い状態で長期間配信し続けられるようになります。
CV計測連携(ASP連携)、ポストバック機能を利用。
この機能を利用することで、精度の高いCVを計測し媒体最適化を加速させることができます。
機能名 | 役割 |
CV計測連携 (ASP連携) |
計測ツール各種カートやASPなどを連携可能 |
広告媒体 ポストバック連携 |
Squad beyondのレポート上のCV/MCVを 媒体側に反映可能 |
現在は下記広告媒体一覧とポストバック連携ができます。 ※2023年1月25日現在
CV | MCV | |
◯ | ◯ | |
Google(サーチ・ディスプレイ) | ◯ | - |
Yahoo(サーチ) | ◯ | - |
TikTok | ◯ | - |
Gunosy | ◯ | - |
LOGLY | ◯ | ◯ |
AKaNe | ◯ | - |
ReeMo | ◯ | - |
Zucks | ◯ | - |
UZOU | ◯ | ◯ |
ISE | ◯ | - |
Poets | ◯ | ◯ |
i-mobile | ◯ | ◯ |
maio | ◯ | - |
fam8 | ◯ | ◯ |
▼参考記事
Squad beyondは、広告運用に特化したCMS(Content Management System)ツール。Web広告に関わる全ての方にお使い頂ける究極のデジタルマーケティングプラットフォームです。
LP制作から運用に至るまで様々なツールを使う必要があった広告運用をよりスムーズで透明性の有るものに変えます。
(主な機能)
制作、レビュー、連携、計測、分析、改善、最適化、レポーティング、CRM、コラボレーション、評価、など。
デジタル広告に必要なあらゆる機能やリソースを誰でも使えるシンプルなユーザーインターフェイスで実現。ほとんどの作業は設定不要で、チームのすべてのアクションや取引先企業との作業が可視化され、蓄積します。
ぜひ一度、Squad beyondをお試しください。