活用方法

BeerBashを実施しました(2023/11/24レポート)

本記事は11月24日に行われたSquad beyondのオフラインイベント「BeerBash」についてです。このイベントは、広告業界の未来に焦点を当て業界のスペシャリストやリーダーたちが一堂に会する場として開催されています。


 

この記事を書いたのは

Akane Sakurai

- Customer eXperience チーム

2023年3月よりSIVAにJoinし、CXチームで活動。ユーザーからのお問い合わせの解決や、ユーザーに合わせた機能活用の提案・BeerBash実施などを行う。

 

 

 

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目次

 

                                                                                 

 

 

01|東京に集うユニークな仲間たち


 

|BeerBashとは

 

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BeerBashは、SIVAが毎月主催しているSquad beyondのオフラインイベントです!

「BeerBash」という名前からも伝わるように、ビールを片手ににぎやかなパーティーを。そこにSquad(=仲間)を加え「いつもの仲間と未来の話を」という想いの詰まったイベントです。

この素晴らしいイベントは、広告業界の未来に焦点を当て、業界のスペシャリストやリーダーたちが一堂に会する場として開催をしております。

ご参加者の目的は様々です!ナレッジやスキルのシェアをしたり、新たな仕事を見つけたり、運営・開発チームに要望を直接伝えたり・・・。それぞれの楽しみ方で楽しんでいただくことを目的としています。

 

 

|続々と集合する業界のスペシャリストたち

前回は福岡での開催だったので、東京開催は約2ヶ月振りとなりました。

会場は、我がSIVAオフィス。みなさんに会えるのをCXチーム一同心待ちにしておりました。ご足労いただきありがとうございます!

関東が拠点の方々を中心に、昔から参加してくださるユーザーさんから、初めてご参加いただくユーザーさんまで、Squad beyond歴も様々に、メーカー・代理店問わず幅広くお集まりいただきました

 

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Squad beyondのCXメンバーがお出迎え

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続々と集合!

|乾杯


17時半ごろから参加者が続々と集まり始め、18時を過ぎたころ乾杯。

弊社木原より乾杯の音頭を取らせていただき、BeerBashスタートとなりました!
自由に着席いただいた各席には、ここ最近のBeerBash定番フードとなりつつあるピザとドリンクが並び、冒頭から盛り上がりを見せておりました。

 

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ビールを片手に、にぎやかなパーティーを♪

 

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ビールにピザは最高なんです

参加者には、スムーズな交流をしていただけるよう、会社名・氏名・商材・Squad beyond歴・参加目的を名札にご記入いただいております!1人で参加される方・複数人で参加される会社さん様々ですが、皆同じweb広告のスペシャリストという共通点の元、会話を弾ませておりました!

場も温まってきたところで、トークセッションの開始です!

 

 

 

 

02 |広告業界を牽引する、成果最大化のための組織論


最初のセッションでは、東京を代表する広告代理店「デジタルアスリート」から名川氏をお招きし、成果を最大化させるための組織戦略についてお話いただきました。
 
ファシリテートは、社内外でSIVAの顔と言われている、セールスマネージャーの原が務めました!(Xはこちら!
登壇したのは
 

名川 聡

- デジタルアスリート株式会社
  運用部部長

音楽活動のために上京したが、SEO関連のアルバイトをする中でWEB広告に出会い、2013年12月デジタルアスリートに入社。

約10年間で支援実績は300社以上。Web広告の集客代行からクリエイティブ制作まで、
50万~1000万円以上の案件を幅広く運用。現在は運用部門の統括として、主に日々のナレッジ強化、チームビルディングに従事。

プライベートでは、自身の健康における学習データを基に、自家製の梅干しや味噌作りなどを通して、健康のアップデート・最適化に勤しんでいる。最近は特に、ビリヤニ作りを強化中。

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 |芽を潰さないためには、どうしたらいいか

 

成果を最大化させるための組織戦略として、以下4つのトピックスから話が展開されました。

  • 社員のモチベーションとインセンティブ
  • 役割について(スキルマップ)
  • 新規案件獲得の方法
  • 組織の失敗事例

 

その中でも特に、役割についてのお話は、注目度が高かったトピックスでした。

組織において、人材配置はとても重要です。適材適所の人材配置が重要とは分かっていても、うまくいかないこともあります。現在では、才能の見極め方や配置について、経験から基づくユニークな方法で成果最大化の組織を作り上げているとのこと。

才能の見極め方について名川氏は、

  • 運用の改善案を出すプレゼンをしてもらう
  • 記事LPを書いたことない人に書いてみてもらう

などのテストを実施。結果からどの領域が得意なのか点数制で明らかにし、各チームの配属を決めているそうです。

「とにかくテキストを入稿して欲しい」「とにかくクリエイティブ作成をしてほしい」

というように、作業ベースで依頼をすると、メンバーのやりがいやモチベーションに繋がらず頭を抱えることも・・・。

そこで一度、売れている記事LPを数本読み込んでもらい、分解して見様見真似で書いてみてと、インターン生にリクエストしたところ、完璧に仕上げてきたことがあったそうです(!)

ある業務の一部分を切り取って依頼する方法のみならず、何も教えずに見様見真似でやってみてもらうほうが、意外と輝く成果を残す場合もある

得意領域を見極め、どうしたらその人が輝くのかを考えた仕事の任せ方をすることで、成果最大化を図ることができた一つの事例でした。

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朗らかな笑顔でお話される名川氏

 

|マネジメントは失敗事例だらけ?

個人的には、「世間で言われるようなマネジメント論は全部通ってきたが、失敗ばかりだった」と明るく仰っていたのが印象的でした。
 
そのなかでも、当時まだ社員数が25人だった時代、個人に寄り添いすぎるマネジメントをした結果、一気に10人が退職するというエピソードがありました。
 
「どういう人でありたいか」というマネジメントをすると、組織のビジョンとマッチしなくなる。
組織が作っていきたい方向性」と「個人の方向性」がマッチしなかったら、メンバーはここで働く意味を見出せなくなってしまう、ということですね。
 
現在では、過去の失敗を活かし、人×組織のハイブリット型マネジメントを実施。個人のビジョン×会社のビジョンのマッチングを図ることで、人・会社を成長に導いている、とのこと。
 
ちなみに、当時名川氏は20件ほどのお客様を抱えていましたが、一気に10人退職したおかげで60件のお客様を抱えることになったそう・・・!そんな状況でも、名川氏だけは前を向いていたことで「振り返らずに次に行こう」という文化が醸成され、それに賛同するメンバーが集まり、次のマネジメントフェーズに・・・と移行していったようです。
 
昔から、「失敗は成功のもと」「七転び八起き」等の言葉がありますが、名川氏はまさに、失敗を成功に繋げ今のマネジメントに辿り着いたのですね!
 
 
 
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 皆さん真剣な眼差しです
 
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皆さんからの質問も飛び交い、大変有意義なセッションになったのではないでしょうか。
 
 
 

 

 

03|Squad beyondはどうやって生まれたのか


次のセッションでは、デジタルアスリートの名川氏とSIVA社の代表杉浦が登壇し、SIVA社がSaaS事業を始め、どのように成長してきたのか、セッション形式で議論しました。SIVA社の成り立ち・杉浦個人のキャリアを含めた歴史・現在とこれからについて深く掘り下げました。

登壇したのは
 

杉浦 稔之

- SIVA Inc. CEO

大学卒業後、システム開発会社やITベンチャーを経て、2014年に創業期のGunosy Inc.に参画。圧倒的なトップセールスとして実績を残すだけでなくアドネットワークや自動入札機能の立ち上げを行う。年商1億から100億までの急成長と東証マザーズ、東証一部上場を経験。

2016年 SIVA創業
2018年 Squad beyondの開発に着手
2020年 Squad beyond正式リリース

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事前に、デジタルアスリートの名川氏から杉浦個人・SIVA社に対する質問を頂いており、そちらに回答する形で進行がされました!以下が事前に頂いていた質問です。

 

  • 採用教育

    • 採用ではなにを重視しているか

    • 業界未経験者のオンボーディングの流れ

  • サービス

    • サービス改善はどのように考えて実行しているか

    • 新規受注はどういうリードから獲得しているか

    • 幹部にどんなKPIを設定しているか

    • 今後競合ツールが出てくる可能性が高いがどのようなポジショニングを取るか

  • 杉浦個人

    • 媒体→ASP→ツールベンダーへのきっかけ(舵を切ったタイミング)

    • 杉浦さんのゾーンに入る習慣(ある種ドライに適宜対応している印象)

    • 根幹にあるクール感はどこからきているか(Squad beyondのデザイン等)


 
 
 
|好きは何事も凌駕する
 
 

時間をみっちり使って掘り下げていきましたが、特にご参加頂いた方からの反応が大きかったのは

「起業したきっかけ」「やれんのか診断のお話でした。

 

杉浦自身、起業しようと思ったのは「ただ、ひたすらそれが好き」という気持ちが根幹にあったから。それは「インターネットが好き」「広告やクリエイティブで誰かを動かせるのが好き」という2つです。

 

杉浦は中学生時代、家族用のパソコンを使っていました。当時携帯を持ち始める友達が増える中、杉浦はパソコンからメールをしていたとのこと。

自分自身はダサいと思っていたが、「パソコンでメールしてるんでしょ?めっちゃかっこいいね!」と同級生に言われたことがあり、その時に「なるほど、パソコンってかっこいいのか」と思ったそう。これが原体験となり、インターネットに興味を持ったとか。

 

好きという気持ちがあれば、「自分の方がもっとうまくできる」という気概や、「自分のやり方を通用させたい」というこだわりが生まれる。そうなれば、「もっとこうすればいいのに」や、「こういう嫌な思いしなくていいのに」という課題感に自然と気付くことができる。

実は、現在の事業体制に辿り着くまでに、中東での事業やASP事業を行っていたこともあるのですが、こうした「好き」という気持ちが根底にあったからこそ、今のSquad beyond誕生に繋がっています。

 

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名川氏×杉浦×会場の皆さん

 

|進むべき道は正しいのか

 

また、前述した中東での事業・媒体→ASP事業→Squad beyondに転換する際の意思決定の方法についてですが、全てのトピックスの中でも、特に参加者からのリアクションが大きかったです。

意思決定をするタイミングは、これまで幾度となくありました。
その際に必ず行うのが、「やれんのか診断」です。

 

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そもそもこの事業って伸びるのか?
伸びたとして、自分がそこに入って勝てるのか?

この観点から深ぼり、最終的には「結局自分はそれをやりたいのか、やりたくないのか」に辿り着く。

 

振り返ってみると、いままで行ってきた事業はすべて、チャートの右上に位置していました。意義・感情・成功確率を考えた結果だったのだと、杉浦は振り返ります。

当時から上記の項目をチャート化して、毎回当てはめて考えていたわけではなく、振り返って体系化してみた結果が上記チャートです。杉浦の頭の中を体系化したものですので、ぜひ、参考にしてみてください!

 

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セールスマネージャーの原をいじる杉浦 ※2人はなんと幼馴染!

以下のコメントは、イベント参加後のアンケートより一部抜粋です!実際に参加された方がどう感じ、どんな感想を持ったのか、ぜひ感じ取っていただければ幸いです。(ご回答いただいた方々、ありがとうございました!)

 

  • 好きだからこそ課題に気づき改善したくなる、とありましたが、自分の成長には、もっと広告を好きになることが大切だなと気づかされました。まだ、広告業界に参入して2か月ですが、どんどん自分も成長していきます!

  • 需要ややりたいこと、好きなことがマッチする事業ってなかなかないので、広告事業に関わらず好きなことを色々事業に当てはめて考えていくきっかけになりました。

  • 頭の中で考えていたことを4象限マトリクスで分かりやすく説明してくださり、とても参考になりました。人材採用の部分についても弊社で悩んでいる部分があったので、やっぱりそうだよなと感じる部分が多く、とても興味深いお話があり、内容が充実しておりました!

  • いつも利用させていただいているビヨンドの創業から歩みを知れて良かったです。素敵な会社だなとより感じました。

  • 「やれんのか診断」の思想がとても好きでした。入社後のオンボーディングの仕組みを真似してみようと思いました!「人を採用する際、ROIを考えることが結局一番その人のためになる」が参考になりました。厳しさと優しさは表裏一体で、自社でもその観点を広めようと思いました。

 

代表杉浦の考えがあり、SIVAがあり、Squad beyondがある。
杉浦自身の考え方・これまでの事業変遷を紐解いた今回、ご参加者の
新しい視座を得る機会となっていたら嬉しいです!

※今回も例に漏れず、中身が濃すぎて書き切れないことが多くなってしまいました・・・!
SIVA社・杉浦個人について気になった方はぜひブログも読んでみてください!

今回のおすすめ記事:ぼくらがこの事業をする理由。

 
 
 

 

 

04|広がるSquadの輪


イベントの最後には、参加者同士の交流会が行われました。

いつもの仲間同士で楽しく交流をしていたり、今後一緒にお取り組みしましょう!という交流が生まれたり・・・。さまざまなコラボが発生し、業界関係者同士のつながりが深まっていく様子が感じられました!

この交流会は、ビジネス交流会のような雰囲気とは違い、アットホームな空気がありました。Squad beyond CXチームのメンバーも参加し、皆さんとの会話を楽しませていただきました!

皆さん満足してご帰宅いただけましたでしょうか?次回のイベントへの期待感を高められていたら何よりです!

 

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 真面目なお話でしょうか・・・?

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新しい交流も生まれ、

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みなさんいい表情をされております! 

 

 

 

05|編集後記


広告業界の未来に焦点を当て、業界のリーダーたちが共にビジョンを語る素晴らしいイベントでした。

トークセッションから交流会まで、参加者は多くの価値を得ることができたのではないでしょうか!次回のBeerBashへの参加が待ち遠しい!という声も多く聞かれたので、今後の発展にも期待していただけると嬉しいです。

今後も、広告業界の未来につながる動きをSquad beyondが進めていきます!

デジタルマーケティングのプラットフォームとして、皆さんのお役に立てるイベントの企画や、Squad beyondを使った成果を上げるお手伝いをしていきますので、今後とも是非 Squad beyond・SIVAをよろしくお願いいたします!

 

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皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

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